部門

透析センター

透析センター

透析室(ベッド数21床 うち個室1床)全床オンラインHDF対応

8:00~19:00(月水金2クール 火木土1クール)の時間帯で外来透析を行っています。
また、福井総合病院入院中や手術後の安定期の患者さんの透析も行っています。
全台に液晶テレビを完備し、リラックスした空間で過ごせるように配慮しています。感染症対応の隔離透析室も配備しています。

質の高い透析療法の提供

質の高い透析療法の提供
透析部門システムを導入し、透析中の血圧やBV計を使用した循環動態・透析監視の各種データ等を管理し、安全な透析医療を提供しています。
透析機器は全台多用途透析監視装置で、通常の透析(HD)に加えオンライン血液透析濾過(OHDF)や間歇補充型血液透析濾過(I-HDF)に対応し、患者さんの状態に合わせて治療選択を行っています。
日本透析医学会の定めるガイドラインに沿って透析液水質管理を実施し、関連学会から示されている基準を満たした血液透析濾過用の置換液を作製しています。
腎臓病・透析療法に熟知した専門スタッフが治療に対応しています(腎不全看護認定看護師、透析技術認定士、腎臓病療養指導士)。

透析管理と合併症対策

シャント

バスキュラーアクセストラブルを未然に防ぐために、定期的に循環器医師、臨床工学技士、シャント担当看護師がチームとなって、シャント回診を行っています。
異常時には、早急に検査技師がシャントエコーを行い、血管拡張術が行える体制となっています。

フットケア

定期的に看護師が全透析患者の足の観察を行い、更に皮膚科医師がベッドサイドで足病変を中心に診察を行っています。皮膚科医師や循環器科医師と連携して、足の小さな傷や血行障害の早期発見・治療に努めています。また、日本フットケア・足病医学会のフットケア指導士、糖尿病重症化予防研修修了看護師が巻き爪の処置・軟膏処置などのフットケアを行い、患者指導も行っています。

栄養指導

定期的に管理栄養士がベッドサイドで個別の栄養指導を行っています。透析部門システムでモニタリングされている栄養に関するデータを収集し指導に役立てています。必要時には家族にも指導を行っています。

定期的なスクリーニング検査

透析合併症の早期発見・治療を行うために年間を通して定期的な検査を行っています。受け持ち看護師が担当患者さんの状態を把握し、医師と連携して検査の日程調整を行っています。

体組成検査

体組成分析装置を使用し、簡便かつ短時間で非侵襲的に患者さんの体液過剰・不足の測定を行い、目標体重(ドライウエイト)の検討を行っています。