診療科・医師紹介

糖尿病・内分泌内科

  • 診療
    概要
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    疾患
  • 医師
    紹介
  • 臨床
    指標
  • 外来
    担当表

診療概要

糖尿病、甲状腺疾患(バセドウ病、慢性甲状腺炎など)を中心に、内分泌代謝疾患全般の診療を行っています。糖尿病は“生活習慣病”であり、その治療には、薬物治療のみならず、日々の食生活や運動など生活習慣が非常に重要です。当院では、糖尿病専門医、管理栄養士、看護師、薬剤師、理学療法士、検査技師による糖尿病チーム医療を行っています。糖尿病の強化治療と糖尿病についての学びの場として、「糖尿病教育入院」がいつでも可能です。

また、糖尿病についての新しい話題を共有する場として、定期的に「糖尿病教室」を行っています。糖尿病3大合併症は網膜症、腎症、神経障害ですが、当院では、眼科での網膜症評価をはじめ、糖尿病関連採血・尿検査、胸部レントゲン検査、心電図、ABI(Ankle-Brachial Index)、神経伝導検査、CT検査による合併症評価など、必要な評価や検査は全て院内で提案が可能です。

おしらせ

持続的な血糖測定が可能な「CGM:Continuous Glucose Monitoringデバイス」

持続的な血糖測定が可能な「CGM:Continuous Glucose Monitoringデバイス」を取り扱っています。
CGMデバイスは上腕に張り付けた小さなセンサーに機器をかざすだけで、指先を針で刺して血液を出すことなく、血糖値(≒間質液中のグルコース濃度)を連続的に測定することができるデバイスです。現在の測定値を表示する「リアルタイムCGM」と、測定値を記録しておき、そのデータをさかのぼって評価する「レトロスペクティブCGM」の2つに大別されます。当院では、それぞれフリースタイルリブレ、フリースタイルリブレPROを採用しています。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

リアルタイムCGM

リアルタイムCGM

日々の血糖モニタリング
フリースタイルリブレ (アボット社)
  • 腕につけたセンサーにスマートフォンをかざすと、血糖値を見ることができる血糖測定器。

  • 「点」ではなく「線」で1日の血糖値の動きを見ることができ、隠れていた高血糖、低血糖がみつかります。

  • 2週間、腕にセンサーを貼って生活するのみ。日常生活における制限はありません。

レトロスペクティブCGM

レトロスペクティブCGM

主に検査用
フリースタイルリブレPRO (アボット社)

レトロスペクティブCGMは、主に検査用として用いられ、センサー装着中はデータを見ることができません。装着中は血糖を改善するための具体的な介入(血糖値に合わせた食事量やインスリン投与量、運動量の微調整)ができないため、現在の治療や臨床研究における薬効を客観的に評価する際に有効。 測定終了後にデータを抽出することで初めて測定結果を確認できます。

地域の先生方へ

糖尿病や甲状腺疾患、その他内分泌疾患の疑われる方についてご紹介ください。

  • はじめて糖尿病を指摘された患者さん
  • 急激に血糖が悪化した患者さん
  • 糖尿病合併症評価が必要な患者さん
  • 若年発症および複数の降圧剤でも血圧低下がみられず、二次性高血圧が疑われる患者さん
  • 採血検査で甲状腺機能異常を認める患者さん
  • 糖尿病治療中の患者さんで、フリースタイルリブレPRO(レトロスペクティブCGM)で2週間の連続した血糖推移を知りたい場合もご紹介ください。外来で施行し、紹介医へ結果をご報告させて頂きます。