研修医2年目・泉先生は、血管型エーラス・ダンロス症候群のリハビリテーション経過中に筋内出血を認めた世界初の症例報告をまとめ、Frontiers in Rehabilitation Science(IF=1.9)に掲載されました。血管型エーラス・ダンロス症候群は血管がもろく、脳出血などを認めることが知られています。全身の運動に関しても、サッカーなどのコンタクトスポーツ、ウエイトリフティングなどは避けるべきとありますが、リハビリテーション加療についてどのような強度が安全かといったガイドラインは存在しません。
泉先生は様々な過去の痙性筋と筋内出血の論文を提示しながら、脳卒中後のエーラス・ダンロス症候群患者の麻痺筋の痙性が強まっている時期に筋内出血を認めていたことから、血管型エーラス・ダンロス症候群の血管脆弱性と筋痙縮を考慮してリハビリテーション加療を計画するべきであると提案しました。
Izumi R, Hayashi K, Sato M, Yamaguchi T, Suzuki A, Nakaya Y, Ikeda K, Ikawa M, Kobayashi Y. Intramuscular hemorrhage during rehabilitation in a post-stroke patient with vascular ehlers-danlos syndrome: a case report and review of spasticity-related muscle injury. Front Rehabil Sci. 2025;6:1638656. doi:10.3389/fresc.2025.1638656.
https://www.frontiersin.org/journals/rehabilitation-sciences/articles/10.3389/fresc.2025.1638656/full
News
News
採用ニュース
採用に関する最新情報をお届けします。
病院見学に
来ませんか?
実際の職場を見て・感じて、
もっとリアルにイメージしてみませんか?
当院は、地域の人から親しまれるような
あたたかな雰囲気です。
ぜひ、一度見学においでください。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
Visit us!
病院見学の申し込みをする