病院データ

当院はリハビリテーション専門医数、リハセラピスト数も県内最多であり、患者さん一人ひとりに充実したリハビリ時間を提供しています。
またこの環境が評価され、福井県で唯一のリハビリテーション医学会認定の専門医養成基幹施設に認定されています。
さらに、リハセラピストを養成している福井医療大学との協力体制の下、最新のリハビリテーション医療の研究や治療も提供しています。

福井総合病院が位置する福井市北部エリアは県内でも超高齢化が進むエリアです。
当院のグループには関連する保育施設、大学、特養・老健といった介護施設があり、単に病気になった方の初療を行うだけではなく、病後の実際の生活を見据えて介護保険や難病申請などの社会調整や自宅訪問などを通じて最適な生活環境の提案を行っています。
地域住民の方の生活の中心として位置づけられるように、最先端の地域包括ケアネットワークの構築を目指しています。

当クリニックは外来に特化したリハビリテーションを提供しています。脳血管リハでは、高次脳機能障害の患者さんが多く、経験豊富なスタッフが多数在籍し社会復帰を目標に支援しています。運動器リハでは、スポーツドクターの指示のもと、競技復帰までをサポートしています。
各種競技団体からの依頼により、AT/PTが大会等に帯同もしています。

当院強みは、福井総合クリニックと福井総合病院の2施設でCTやMRIなどの検査機器を備えており、
検査が必要な際に、比較的速やかに検査を実施できる点です。
外来患者さんにおいては、2施設での運用体制により、大幅な待ち時間の短縮が可能となっています。

隣接する福井医療大学との連携が盛んで、働きながら大学院(修士)へ進学することや、特定行為研修などで学べる環境があります。
研究発表も積極的に推奨しており、上司・先輩はもちろん、医師や福井医療大学の教員から指導を受ける機会にも恵まれています。
特定行為看護師　2名(2021年度末時点)／全国学会での研究発表　1名／論文投稿　1名(2021度実績)

当院には、広々と充実した作業療法室、明るく開放的なデイ・ケア施設があり、積極的なリハビリテーション・アプローチに努めております。
精神科を専門とする作業療法士をはじめとし、看護師、精神保健福祉士、公認心理師などのコ・メディカルスタッフの連携によって、外来、入院の療養期間を通して途切れない支援を提供いたします。