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昨年度まで当院に勤務されていたリハビリテーション科専攻医・高久先生による、COVID-19の予後と絶食期間に関する論文が、国際的な医学雑誌Infectious Medicine(IF=2.8)に掲載されました。

COVID-19のパンデミック期には、一定の隔離期間が設けられたため、リハビリテーション介入が遅れる傾向にありました。特に摂食機能訓練は後回しになりがちで、長期間にわたり食事を摂取できない患者様が多く見られました。県内で最も多くのCOVID-19入院患者を受け入れていた当院で、高久先生はこれらのデータを詳細に解析し、入院後の絶食期間の長さと死亡との間に有意な関連性を見出しました。特に5日以内の絶食とそれ以上の期間を比較した場合に、明確な有意差が認められました。

これは後方視的解析であるためさらなる検討が必要ですが、早期の食事再開が予後改善に繋がる可能性を示唆しており、リハビリテーション医学に重要な貢献を果たすものです。

高久先生にとって初の原著論文であり、今後のさらなる活躍が期待されます。


Takaku N, Hayashi K, Hayashi H, Miura T, Hayashi K, Kobayashi Y, Sato M, Sakamaki I. Effect of fasting duration on mortality after COVID-19 infection: a retrospective analysis at a single institution. Infect Med (Beijing). 2025;(in Press) doi:10.1016/j.imj.2025.100202.

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2772431X25000413

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