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   センター長挨拶
 高次脳機能障害は、「見えない障害」「谷間の障害」とも言われ、周りからは気づかれにくく、医療と支援の谷間に陥る危険性を持った病気です。また、医学用語と行政用語が混在している事もあり、一般の方々のみならず医療従事者の間でもまだ十分に理解されていないのが現状です。

 福井県では2008年に高次脳機能障害支援普及事業を開始し、当センターにはこれまでに多くの方々からの相談が寄せられました。事故や病気の後に、性格が変わってしまった方、御家族との関係がうまくいかなくなった方、以前のように仕事ができなくなった方、学校生活に問題が生じた方など、社会生活を営む上で困り果てて相談に見える方も多くみられます。

そのような方々に、日常生活での対処方法の指導、会社・学校・関係機関との連携調整、手帳や年金申請のお手伝いなど行ってまいりました。相談していただいた方々すべてに御満足いただける支援ができているわけではありませんが、これらの方々が気軽に相談できるようになったこと、また、他医療機関の方々からの御相談も増えたことは、事業開始の成果ではないかと思っております。

交通外傷や脳卒中の増加に伴い高次脳機能障害の患者さんは今後もますます増えていく事と思います。しかしながら高次脳機能障害は、早期の正しい評価・診断・リハビリにより、改善する部分はかなりあります。そして適切な対応がなされれば、社会復帰を果たすことも可能です。

そのためには、まず高次脳機能障害という病態を多くの方々に知っていただく事が大切です。福井県内への広報活動とともに、福井県独自の支援体制を構築し、県内から「谷間の障害」という言葉がなくなる様、尽力してまいりたいと思いますので、今後も変わらぬ皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い致します。


                             
福井県高次脳機能障害支援センター

センター長 小林康孝
                             
平成22年6月30日
相談窓口

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